MENU

ガス業者偽装侵入強盗(東京・池袋のマンション)

ガス業者を装った複数の男たちが、東京・池袋のマンションに押し入り、中国人社長を縛ってケガを負わせ、現金などを奪って逃走しました。

事件は、午前9時半ごろ、豊島区東池袋のマンションの9階の一室で発生しました。ナイフを持った複数の日本人男性が押し入り、中国人男性社長(40代)と女性従業員(30代)とのもみ合いが起き、男性社長は軽傷を負いました。

男性社長は、20代くらいの男性を刃物で刺して反撃しましたが、他の男たちに手足を結束バンドで縛られ、現金などを奪われました。20代くらいの男性は、意識不明の重体で病院に運ばれ、その後死亡しました。他の男たちは現場から逃走しています。

目撃者によると、「マンションの9階で、男女が『警察を呼んでくれ』と叫ぶのが聞こえた。男性は笛を吹き鳴らしながら、右手にタオルのようなものを持って回して叫んでいました。」

女性従業員によると、「ガス業者を装った5人組に現金100万円や預金通帳4冊、携帯電話数台を奪われた。」と説明しており、警視庁はこの事件を強盗傷害事件として捜査しています。

目次

侵入の手口

今回の事件は、なんとマンションの9階!完全にターゲット狙って侵入していますよね。手口は「ガス業者」を装っていたということで、こういう判断できない侵入の仕方されるとたとえ9階だろうがカンタンに強盗被害にあいます。

9階だからそんなに防犯対策なんてしてなかったでしょうね。

一般の会社を装って侵入する手口は、一般的な手口の一つとして存在しています。例えば、電気工事の業者を装って侵入し、不正に鍵穴を開けたり、社員にカードキーを開示させたりする手口があります。また、クリーニング会社や宅配業者を装って、社内に入り込む手口もあります。

しかし、この手口は社員教育や対策の徹底によって、ある程度防ぐことができます。具体的には、社員には、外部業者と接する場合には十分な確認を行うことを徹底することや、外部業者のIDチェックや、会社の受付に外部業者を呼び出すこと、また、オフィスの出入り口の警備体制を整えることなどが挙げられます。

しかしながら一般宅だとなかなか難しいですよね。

強盗 返り討ちがトレンドに

この際、犯人のひとりが被害者男性に返り討ちにあい、亡くなっています。

JR池袋駅から、およそ800mの場所にある13階建てマンションで起きたこの事件は、センセーショナルに報道されています。その理由が犯人を撃退し、返り討ちにしている点です。弁護士によると正当防衛により罪には問われないのだとか。

犯人を返り討ちにするケースは、正当防衛の範囲内で行われる場合がありますが、一般的には違法行為となります。また、被害者が犯人を制圧する際に、犯人が怪我をしたり亡くなったりすることもあります。

そのため、被害者は、自身や他人を守るためには必要な限りの力を使って制圧することは可能ですが、犯人を故意に負傷させることや、命を奪うことは違法行為となり、法的な責任を問われることになります。また、犯人が死亡した場合には、被害者の行為が正当防衛に当たるかどうか、警察や検察などの関係機関が調査を行うことになります。

被害者が犯人を制圧する際には、最低限の身体的危害にとどめ、警察や救急隊に連絡し、速やかに救助をまつことが望ましいとされています。

役に立ったら友達に教えて!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次